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□ いい人・やさしい人のお話 10 □

653 :その2:2006/11/05(日) 00:49:54 ID:K2wDut12
しかし、この日は(といっても俺が見たのはこのときが初めてだが)明らかに度が過ぎてると思った。
俺は、見兼ねてそのオヤジに注意したが、聞く耳を持たない。
逆に酒が回っていて切れやすくなっていたのか、俺の胸倉をつかんで顔につばをかけてきた。

俺も必死で手を出さないように殴られても我慢していたが、ついに切れてしまい逆にオヤジに馬乗りになった。
そのまま何発か殴るつもりで手を上げ、振り下ろした。





ガコ・・・・。訳がわからないまま意識が遠のく・・・・。しばらく眠っていたようになった。


目を開けると10分しかたっていなかった。心配そうな彼女の顔が写る。
実はあの時、事件を起こして俺の将来がパーになるのを恐れて、女将さんが酒の瓶で俺の頭を殴って気絶させたのだった。
かなり強く殴られたせいで痛むが、そのままおかみさんのところにいく。

俺「おさわがせして申し訳ございません。」
おかみさん「あんたがあのコを将来にわたって守ってやらんでどうするの?犬みたいにつっかかりやがって。
そのたんこぶは戒めにしな」

言葉はきつかったですが、身にしみた。本気で自分のしたことを後悔した。


結局、彼女は今年の6月に交通事故で亡くなり、おかみさんと俺で葬式をなんとか整えた。
たぶん、あの時殴られてなかったらそのまま俺は落ちていただろうなって考える。
おかみさん、ありがと。

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